
【移住シリーズ②小田原市】移住計画 in 小田原!
夫アキラと、妻であるマキ。
そして1歳になる娘ミライちゃんの佐藤一家。
現在住んでいる世田谷区から、同条件で家計費を安く抑えられる都市への移住を計画中である。
前回はつくば市が候補に挙がったが、今回は……。
小田原市ってどんなとこ?
つくば市の魅力が忘れられない二人。
そんな中アキラから意外な提案が。
アキラ「それにしてもつくば市は、僕たちみたいな子供のいる家庭にはうってつけの環境だったよね。」
マキ「確かに、魅力的だったよね。他の候補地を探そうといったものの、あれ以上の条件があるのか正直不安だわ。」
アキラ「ふふふ……。」
マキ「な、何?」
アキラ「あれから他の候補地を自分なりに探してみたんだけど、これまた魅力的な候補地を見つけたんだよね。」
マキ「えっ、どこ?」
アキラ「小田原市は、どうかなと思って。」
マキ「小田原って、あの小田原?!いきなりだね」
アキラ「そう、あの小田原。小田原っていうと、温泉とか小田原城とかのイメージが強いと思うんだけど、実は関東指折りのベッドタウンで、すごく暮らしやすいみたいなんだ。」
マキ「ふーん。あんまり、そんなイメージないんだけどなー。」
アキラ「ロケーションも最高で、なにより海が近いってのもポイントが高いよね。」
マキ「それは、いいね。」
アキラ「海鮮もうまいし、小田原おでんとかも魅力的なんだよね。」
小田原市の平均所得と東京の家賃・平均所得相場
小田原市のつかみはOKということで、実際の具体的な条件についてマキが切り込む。
マキ「ところで、小田原市の平均所得ってどれ位なの?」
アキラ「平均所得は326万円位みたい。2017年の東京の平均年収が615万5600円だから、比べたら約半分ってとこかな。」
マキ「半分ってのはすごいね!じゃあ、家賃の相場ってどの位なの?」
アキラ「1LDK6.21万円、2LDK7.19万円が相場ってことだから、今住んでいる明大前の1LDKで13.58万、2LDKで15.66万の、これまた半分くらいってことだね。」
マキ「関東に、こんな住みやすそうな街があるなんて驚きだね。」
小田原市に移住したらこんな支援が!
小田原市にさらに興味が湧いたマキ。
しかし、小田原市の魅力はこんなものではなかった。
マキ「かなり、興味が出てきたんですけど!」
アキラ「まだまだ小田原の魅力はこんなもんじゃないよ。」
マキ「え、そうなの?」
アキラ「まず、出産時には出生児1人につき42万円が支給されるし、児童手当ももらえるみたい。さらに、チャイルドシート無料貸し出し(乳児4カ月、幼児3カ月まで)って制度もあるから、快適に子育てができると思うよ。」
マキ「うんうん、それはいいね!」
アキラ「保育園の数は平成30年度現在で44件、幼稚園は16件あるみたいだから、街の規模から見れば十分な数といえそうだね。」
交通アクセスと目立った観光地
小田原への興味がつのり、ついにロケハンを敢行した佐藤一家。
マキ「いやー、今回は家族で来ちゃったねー。」
アキラ「新宿から小田急なら1時間半で来られるから、まあ通勤圏内だよね。東海道本線や、湘南新宿ラインなんかのJRが利用できるのもうれしいところだね。」
マキ「小田原城の天守閣も素敵だったよねー。」
アキラ「春には桜がたくさん咲くらしいからお花見もできるし、夏はあじさいや花しょうぶもキレイみたいだよ。」
マキ「あと、忘れてはいけないのが小田原さかなセンター!海鮮好きの私にとっては、パラダイスだったね。」
アキラ「箱根の温泉にもすぐ行けるし、贅沢すぎる。」
マキ「ミライちゃんも、これならきっと満足だね。」
小田原市も候補地として保留!いざ次の地へ
すっかり小田原の魅力に取りつかれた佐藤一家だが、恒例のあの一言が飛び出す。
アキラ「もう、これは小田原市への移住で決まりでしょう。」
マキ「いやいや、確かに小田原市が魅力的なのはわかったけど、他も見てから決めるべきでしょ!」
アキラ「えっ、そうなの?」
マキ「前回もそうだったけど、もしかしたらこれよりいい街が見つかるかもしれないから、やっぱり他も見てみたいよね。」
アキラ「まあ、確かにそうだね。じゃあ、大宮とか和光市、相模原とか候補は色々ありそうだね。」
マキ「さあて、次の候補地はどこにしようかしら!」
まとめ
観光のイメージが強い小田原は、子育て家族にとって非常に暮らしやすい街だということがわかった。
しかし、佐藤家の移住計画は、まだ始まったばかりである。
今後も、理想の移住先探しは続くのであった。
【佐藤家の定性評価】
<小田原市>
- 通勤:新宿まで1本で便利。小田急以外にもJRでのアクセスも可。
- 環境:海が近い最高のロケーション!
- 住宅事情:都心の約半分!
- 子育て:充実の自治体支援制度!